広島市議会 2020-09-17 令和 2年第 6回 9月定例会−09月17日-03号
全ての核兵器の実戦配備の即時解除,核兵器禁止条約締結に向けた具体的交渉の開始,核兵器禁止条約の締結,2020年を目標とする全ての核兵器の解体を目標とする2020ビジョンは,現在のところ全ての核兵器の解体には至っておりませんが,核兵器禁止条約の採択などの成果をもたらす原動力となりました。先ほど述べましたとおり,総会の延期に伴い,次期ビジョンの決定も延期になっていると伺います。 そこでお尋ねします。
全ての核兵器の実戦配備の即時解除,核兵器禁止条約締結に向けた具体的交渉の開始,核兵器禁止条約の締結,2020年を目標とする全ての核兵器の解体を目標とする2020ビジョンは,現在のところ全ての核兵器の解体には至っておりませんが,核兵器禁止条約の採択などの成果をもたらす原動力となりました。先ほど述べましたとおり,総会の延期に伴い,次期ビジョンの決定も延期になっていると伺います。 そこでお尋ねします。
ビジョンの内容は,1,全ての核兵器の実戦配備の即時解除,2,核兵器禁止条約締結に向けた具体的交渉の開始,3,核兵器禁止条約の締結,4,2020年を目標とする全ての核兵器の解体の4点です。 現在7,800を超える都市が加盟する平和首長会議の最も重要な課題ともなっています。
現ビジョンに掲げられた4項目のうち,核兵器禁止条約締結に向けた具体的交渉の開始と同条約の締結の2項目については,2016年12月の国連総会で法的拘束力のある核兵器禁止条約の交渉を行うための国連会議を開催することが決定された後に,多国間核軍縮交渉の前進に関する公開作業部会,核兵器禁止条約交渉会議で議論が進み,2017年7月に核兵器禁止条約が採択されました。
また,国内加盟都市の連携と取り組み強化を図るため開催した,国内加盟都市会議総会には,86自治体,126名が参加し,理事会で決定した事項のうちで,加盟都市の拡大に向けた要請活動や,加盟都市間の青少年交流などの準備を国内において進めることを確認するとともに,日本政府に対して,核兵器禁止条約の早期実現に向け,具体的交渉開始のリーダーシップをとるよう求める要請文を提出することにいたしました。
また,平和首長会議としても昨年11月の国内加盟都市会議において,核兵器禁止条約の早期実現に向けた具体的交渉開始のリーダーシップを発揮するよう求める決議を採択し,政府に要請文を提出いたしました。 さらに,NPT再検討会議に合わせて開催する予定の平和首長会議主催の集会へ日本政府代表の参加を働きかけるなどしていきたいと考えております。
また,日本政府に対して,来年は被爆70周年という節目の年に当たるため,唯一の被爆国として核兵器のない世界の実現に向けた国際的機運をさらに高めるとともに,核兵器禁止条約の早期実現に向けた具体的交渉開始のリーダーシップをとるよう要請文を提出することといたしました。
また,本年4月に,市長がニューヨークに出張した際,まず潘基文国連事務総長に対し,核兵器禁止条約の早期実現に向けた具体的交渉開始についての支援要請とあわせ,長崎市長とともに同声明文を提出し,協力をお願いいたしました。
さて,平和首長会議では,2020年までの核兵器廃絶を目指す行動指針,2020ビジョン,核兵器廃絶のための緊急行動を策定し,その目標として1,全ての核兵器の実戦配備の即時解除,2,核兵器禁止条約締結に向けた具体的交渉の開始,3,2015年までの核兵器禁止条約の締結,4,2020年を目標とする全ての核兵器の解体の4項目を挙げております。
具体には,日本政府に対しては,先日,市長が,早速,外務大臣を訪問し,核兵器禁止条約の早期実現に向け,具体的交渉開始のリーダーシップをとっていただくよう求める要請文を渡したところでございます。
そのほか、中国横断自動車道尾道松江線につきましては、用地買収の具体的交渉に入るための諸準備に鋭意取り組んでいるところでございます。 それでは、補正予算案を初め諸案件を提案するに当たりまして、総体的な御説明を申し上げたいと思います。